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みんなが知っておくべき原発のリスクについて

どもです。



なんだかいろいろ調べてるうちに
原発に関する知識が増えてしまいました。


そして
現在の汚染状況もさることながら
原発そのもののリスクについても
いろいろ分かってきました。


それは知れば知るほど恐ろしい
ホントに嫌になることばかり。



にしても
とにかく一番思うのは
我々は知らな過ぎる
と言うより知らされなさ過ぎてる
って事です。


自分で調べなければ
そしておそらく今回の事故がなければ
知らずに過ごしてた事ばかりです。





そういう訳で今回は
福島第一の事故を例に
原発の持つリスクについて。

ま、ネットや本からの受け売りですけど・・・

オレはもちろんデモに参加するくらい
バリバリの脱原発派ですが
原発推進派の方々も
原発の抱えるリスクについて
十分に知り
十分に考えてから
推進を唱えるべきだと思います。


原発推進の是非は
電気が足りる足りない
経済状況がどうこう・・・
そういう論議になりがちですが
それ以前の根本的な問題です。


なるべく簡潔にしますので
是非お読み下さい。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回の福島第一の事故は
国際評価尺度で最も深刻な
レベル7という評価を受けてます。
もちろん深刻な状態なんですが
今回の事故が最悪な状態かというと
実はそうではないんです。

実はもっともっと深刻な
本当に最悪な状態というものが
起きててもおかしくなかったのです。



今回の事故がどういうものだったかというと

まず地震によって大津波が原発を襲いました。
そして全電源喪失=ブラック・アウト
という状態になり
原子炉が1時的に
完全に制御不能の状態になりました。


ブラックアウトの原因については
東電は想定外の津波によるものと言ってますが
地震によって配管が損傷したせいという
研究者の意見もあります。


そのブラックアウトにより
水の循環ポンプが止まり
原子炉内の水が蒸発し
冷却できなくなった燃料が
自らの熱により溶け落ちてしまう
いわゆるメルトダウンが起こったのです。


メルトスルー

*画像は現代ビジネスHPに掲載された
 メルトダウンより更に酷い状態を
 示した図ですが
 今回はそこまでは触れません。




メルトダウンの際に
燃料棒を覆うジルコニウムという金属が
水と反応して水素を発生させます。

その水素が原子炉内に充満したため
ベントという作業によって炉内から外へ逃し
(原子炉の損傷で漏れたという説もあります)
建屋に充満して酸素と反応し
爆発を起こしたのです。


3号機爆発



建屋




爆発は原子炉の外
建屋の中で起こりました。
そしてベント(漏れ?)によって排出された
大量の放射性物質が
爆発によって広範囲にばら撒かれました。

まあこの時点で相当深刻な事故です。



群馬大学早川先生の汚染マップ

*画像は群馬大学・早川先生制作による
 放射能汚染地図。
 クリックして拡大して下さい。
 早川先生は火山の専門家で
 火山灰が風向きによってどう飛散するかを
 研究されてます。




ですが
どうやらメルトダウンの際に
燃料が落ちた場所というか環境が
たまたま良かったようです。



燃料が溶け落ちる際
温度は2,800度にもなるそうです。
そんな超高温のものが落ちた場所に水があれば
水は急激に蒸発・膨張し
原子炉を吹き飛ばします。


この水蒸気爆発が最悪の状態です。


しかし今回
溶け落ちた燃料は水没したが
水蒸気爆発は起きず
結果的には運よく冷却されたらしい。


まあヒジョーに悪い例えですが
殺されすはずだったところを
1億円の借金で済んだようなものです。


ただし
この1億円が返せなかったら
殺される可能性もあります。




少し脱線しました。





原子炉が水蒸気爆発すれば
燃料も何もかもが粉々となって飛び散り
周辺に致死量の放射線が飛び交う事になります。


研究者のシミュレーションでは
(ちょっと具体的な距離の資料がありませんが)
仮に福島第一の原子炉1つが水蒸気爆発してたら
現在の避難区域20キロ圏内に近い範囲で
住民の90パーセントが
急性の放射線障害で死亡するのではないか
ということです。



そして避難区域は原発から
おそらく140~150キロ圏内くらい
福島ほぼ全域から
宮城県もほぼ全域
山形の東半分
新潟の北東一部
栃木の北東半分
茨城の北半分
だいたいこのくらいまでになりそうです。


風向きによっては
当然首都圏も深刻な被害にあいます。
首都機能は麻痺でしょう。



更に最悪なのは
作業員も生きていれば
全員撤退しなければならない事です。
致死量の放射線を浴びての作業は不可能です。


つまり残りの原子炉も制御不能となるのです。
震災で損傷した原子炉を放置すれば
さらなる悲劇が起こるでしょう。
そして我々は少しでも遠くに離れて
成り行きを見守ることしかできません。


1箇所にたくさんの原子炉があるので
そういう事になってしまいます。




シミュレーション
言ってみれば想像の世界ですが
今回の事故でこうなってた可能性が
十分にあったという事です。


菅直人元総理が
退任後のインタビューで
震災直後に東電側から
福島第一から撤退する意思を
伝えられて激怒した
と言ってます。

東電は否定してますがね。


東電は専門家ですから
水蒸気爆発の危険性を
よく知っています。
このやりとりが本当だとしたら
初期の段階で
相当危機的状況にあったことを
東電も政府も認識してた
ということになりますよね。



知らなかったのは我々国民だけ。




今回は想定外の津波によって
事故が起きたと東電は言ってます。
起きるはずのないことが起きたと。

だとしてもです

起きてしまった以上は
今後どこかで起きる可能性があるということです。



原発大国のアメリカは
地震多発地域には原発を建てません。


仮に日本がハワイのように
アメリカの一部だったとしたら
どうでしょうね?


アメリカ政府は
地震多発地帯の日本列島には
絶対原発を建てないでしょう。
リスクが高すぎます。


もちろんヨーロッパでも
同じです。



地震地帯と原発

*画像は京都大学・小出先生による
 世界の地震地帯と
 原発立地点を示した図です。
 クリックして拡大して見て下さい。


ご覧のとおり
真っ赤っかな地震地帯の我が日本には
54基の原発があります。



日本では
事故は起こらないという前提で
原発が推進されてきました。
でも起きてしまいました。


今後は十分な安全対策を施し
原発を維持していくと言ってます。


問題はそこではありません。
原発は1度ブラックアウトを起こしたら
人間の手では制御不能になるということです。




現在は安定冷却してる
と東電や政府が言い張ってる福島第一ですが
何らかの理由でもう一度
ブラックアウトを起こしたら
一体どうなるんでしょうか・・・






以上
身の毛もよだつ
コワーイ話でした。

長々とすみません。
これでも簡潔にしたつもりです。





ちなみに
原発をすべて止めてしまったら
電力不足になるのか?
という話を前回のブログにアップしてます。










テーマ : 「原発」は本当に必要なのか
ジャンル : 政治・経済

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初めまして♪

原発ゼロを実現しましょう。
今日、「ミツバチ」を観ました。
祝島の人たちに惚れ直しました!
コツコツがんばります(笑)

Re: 初めまして♪

>ゴンマーサさん
コメントありがとうございます。
そうですね、コツコツと
原発が無くなるまで頑張りましょう。
プロフィール

coziro

Author:coziro
紅次郎
シンガーソングライター・ギタリスト・ベーシスト。弾き語りを中心にライブ活動を行いながらバックアップメンバーを加えたバンド「The Lantern Lights」でのライブや音源制作等幅広く活動中。

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